修学旅行のこと

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今回は息子の修学旅行がどうだったか・・・について。

修学旅行当日に書き留めた私の感情そのままを掲載。

息子が中学へ行けなくなって1ヶ月半が経とうとしている。

毎日が苦しくて苦しくて、悲しくて、辛くて、仕方ない。

今日は本当なら息子が楽しみにしていた修学旅行の出発の日だった。

でも、結果、

息子は行けなかった・・・

その現実だけが今ここにある

きっと一生思い出に残るであろう修学旅行。

親として子供がそれを楽しみし、楽しく旅行の準備をし、

友達と数々の体験を共にする素晴らしい時間。

それを行けなかった、、、
という現実を受け入れるのは簡単なことではない(私が…)

今日まで先生方、息子の友達、部活の友達、

そして中学の私のママ友たち

みんながたくさん、なんとか彼を来させようと動いてくれた。

みんなが言ってくれた。

「〇〇(息子の名前)と修学旅行、行きたいから!」 って…

でも息子は、行くことができなかった….

どうして行けないの?

ここまでみんながあなたのためにしてくれているのに・・・

どうして? ねえ、どうして? 

息子のことを責めたくて、私の心が叫びだす。私の心が泣いて泣いて泣きまくる。

行っちゃえば楽しいよ? 行かないと後悔するよ?

何度も繰り返し息子に言ってきた。

彼も「行きたくない」 とは最後の最後まで言わなかった。

当日の今朝を迎えて、ああ、もうこれで本当に修学旅行行けなかったんだって思った。

何がいけなかったんだろう。

どうしてこうなったんだろう。

どうして今日までに立ち直れなかったんだろう。

今日だけでも・・・

考えても、考えても、答えには辿りつかない。

本当は少し前から行かない選択をする息子を受け止めようと心の準備はしていた。

覚悟をしていたのに・・・

当日になってこうも心が掻き乱されるなんて。 私はまだまだダメだ・・・

自分のことばかり辛い。逃げたい。

どこか遠くへ行きたい。なかったことにしたい。

私には子供を持つ資格なんてなかったんだ。

私みたいな未熟な人間が子供を育てたらいけなかったんだ。

そんなマイナス思考ばかり押し寄せる・・・

本当は、息子本人が一番辛いはずなのに…

でもそんな私の心境とは打って変わって、今朝の息子は特に普通で。

朝ごはんのパンと目玉焼きと野菜ジュースを9時半ごろに食べ終わっていた。

修学旅行行かないと決めて、少し心が軽くなったんだろうか?

昨夜は夜ご飯を味噌汁しか手をつけておらず、びっくりした。

ご飯がのどを通らないぐらい、息子は息子なりに行く直前まで悩み葛藤があったんだろう・・・

そうなんだ、本当は行きたかったはずなんだ。

行けるものなら行きたかったよね。

でも行けるほどの勇気や気力、色々な不安が消えなかっただけなんだ。

私は大切な愛する息子が苦しんでいるのをどうにもしてあげることができず苦しい。

ただ見守ることしかできなくて苦しい…

私は彼の笑った顔が本当に大好きで。本当に可愛くて、本当に愛しい。

私はただそれが見たいだけなのに。

何もしてあげられない自分の非力さに、ただただ息をするのも苦しい。

この1ヶ月半で全てが変わってしまった。

中3にとっての1ヶ月半。

まだ色々なことをどうすればいいか、、、頭の中がぐるぐるぐる。

思考が働かない、頑張って毎日起動させて、夜にはへとへとで

私も死んだような顔になる。

しんどい。

不登校ってしんどい。

本人だけじゃなくて親もこんなにもしんどいんだ・・・

生きづらい世の中だな、、、

普通に生きていくには良い世の中なのかもしれないけど

【 普通 】という枠から外れてしまうと

途端に生きづらさしかない。

こうなるまで、そんなことに気付きすらしなかった。

それでもコロナ禍を経て、デジタル化が進化し、世界の様相が多様な生き方に変わってきたから

昔に比べたらまだ選択肢があるのかもしれない。

どうか彼を救いたい。

どうか彼にもう一度前を向いてほしい。

どうか彼を信じて支えられる母になりたい。

どうか、彼の笑顔をもう一度咲かせれますように。。